ごあいさつ

フリースケートと振興会の歴史

元祖は、フリーラインスケート(Freeline skates)といいます。米国の Freeline Sports, Inc. が Freeline の商標で2006年に販売開始したのが始まりです。車輪の付いた左右一組の乗り物で殆ど同じ形状をしているが、左右があり、L、R等の表示がされている。通常、足を固定するための拘束具はつけないが、ランプなどのエアトリック時にはバインディングもサードパーティから用意されている。使用者はスケートボードと同じデッキテープを貼ったデッキに直接靴を履いた足で乗る。スケートボードのようなプッシュと呼ばれる片足で地面を蹴って進む動作はしない。チックタックのように漕ぐ動作により加速・移動し、坂が上れることを特徴としている。また、ダウンヒルやパークランプも十分に行うことが可能な強度も有する。トリックはユーザーにより日々数を増やしており、米販売元は次世代スケートボードとのキャッチフレーズで発売した。日本に輸入されたのは2007年で、当時は北海道のチェスコム北海道という会社が取扱代理店でした。スノーボードサークルRUBBER BISCUIT2002の有志は即入手し、2008年6月にこのスポーツを広め、仲間を増やしたい思いから任意団体　日本フリーラインスケート振興会Japan Freeline Skate Networkを神戸市で立ち上げました。全国的にはmixi内のコミュニティ(振興会コミュ、freeline skates兵庫コミュ)や個人の方が個々に楽しんでいました。振興会の立ち上げにおいては、今後このスポーツを練習する上で挫折したり、飽きたりすることのないように、当会独自の級認定(バッチテスト)を考案し、進級試験と名付けて皆さんにチャレンジし続けてもらえるように考えました。当初は神戸市のHAT神戸にて第3日曜日に試乗会・練習会をスタートし、第1回目の進級試験は福井県の練習会にお邪魔して開催しました。その後は全国行脚を行い各地で開かれている練習会で進級試験の開催をさせてもらいました。ただ、進級試験の周知が遅いと感じてビデオを撮影、送ってもらい(主にyoutubeに限定公開という方法を採用)、合否判定を行うことも同時に企画。全国のライダーが集う全国ライダースセッションも九州を第1回として全国の有志が企画して毎年開催されています。2012年ころでしょうか。フリーラインスケートの輸入代理店の撤退により、仲間である茨城県の島田さんがフリーライン茨城としてFreeline Japanを名乗り、代理店を引き継ぎました。その後、米国のFreeline Sports,Inc.の撤退と続き、現在は在庫流通しているもの以外は工場生産されていません。そんな中、島田さんと米国のFreeline Sports,Inc.有志が2015年に新ブランドJMK Rideをリリース。フリーラインスケートFreeline Skatesは商標名であり、このスポーツの総称として使用することが叶わず、文頭に書いた形式のスケートボードの総称を『フリースケート』と呼ぶことになりました。全国的にもフリーラインスケートを所持して現役で楽しんでいる方も多く、また、振興会は当初よりアジア良品センターが販売するドリフトスケートでも激しい技を行わない子供や女性には不適ではないとの考えから、『フリースケート』という一括りになったことは振興会としては喜ばしいことと思い、2016年2月に日本フリーラインスケート振興会JFSN(Japan Freeline Skate Network)を『日本フリースケート振興会JFSN(Japan Free Skate Network』とすることにしました。

振興会の位置づけ

振興会はチームではありません。ベースはフリースケート兵庫ですが、あくまでフリースケートを広く知ってもらうこと、簡単には乗れない乗り物であるからこそ挫折してしまうことが無いよう、また、全国で楽しんでいる個人やチームを紹介したり、結びつけることが目的です。第一に、初期投資(スケート購入)は必要ですが、家族で一台から始めて一日中遊べる・熱中できるスポーツというのはレアですね。

振興会の活動

小さい子供から70歳のシニアまで、フリースケートは性別・年齢関係なく楽しめるスポーツです。過去進級試験は数百名の方がチャレンジしています。　イベント・進級試験(バッチテスト)含めyoutube動画は1000本近くとなりました。街のイベントにも積極的に参加しています。代表的なイベントは2009年を第1回として、兵庫県西宮市甲子園口ほんわか商店街で開催される歩行者天国にて毎年7月にパレードとパフォーマンスショーを行っています。

▼西淀川区子供カーニバルでの試乗会

2022年12月3日(土)13時～15時　一般公開ではありませんが、地域の子供たち対象の試乗会イベントを会場の一角にて開催させて頂きました。
フリースケートは初めてでも介助者が付きますし、試乗会イベントでの事故は過去開催10年以上ゼロ件です。
小さな子供から70歳以上の方まで楽しめるスポーツです。
街のイベントへのお誘いをお待ちします。