フリースケートFree SkateのストリートSTREET(パークPARK［ランプRAMPAGE］)編進級試験のB級、A級について解説します。ランプ進級試験の最高峰、B級、A級はランプだけでもフラットだけでも到達し難い、まさに究極の技を盛り込んだ試験と言えます。フラット、ランプを均等に楽しみ、日々努力することでこの領域に達することができます。ランプC級攻略後には是非このB級、A級にチャレンジしてみて下さい。
級認定を受けた方はフリースケートジャパンのフリースケートフォーラム(誰でも参加できるフリースケートの掲示板)http://freelinejapan.sub.jp/forum/にて県・市・ＨＮ（または本名=姓でも可）・日付を記録して行きます。当会に結果をお知らせ下さい。または、フォーラム記入をご自分でできる方は宜しくお願いします。試験官がいない地域にお住まいの方はビデオ判定も可能ですので当会に問い合わせ下さい。
ストリートSTREET(ランプ[RAMPAGE])進級試験 B級
基本規則
B級から使用するランプは5ft(1524mm)以上とする。ロールインまたはドロップインから下記7種を連続で成功させ、最後はフリングアウトで終了する。ただし、失敗した場合でもフリースケートから落ちなければよい。失敗しそうならやり直してもよい。また、トリックの順番は問わない（その他、ランプC級試験の項目参照）。
課題
①神戸グラインド（Kobe Grind)
先行足はプラットフォームに上がり、後方デッキをコーピングにかけグラインドしRに戻るトリック。
審査ポイント：途中止まることなくRに戻っているか。
②ツイスト （Twist to Fakie)
レギュラー（グーフィー）スタンスで下半身をひねり、後方デッキのみをコーピングにかけフェイキーで戻る技。
審査ポイント：後方デッキがコーピングにかかっているか。
③ヒールズストール（Heels Stole）
Rを上がるときに腹側に回転し、両デッキをコーピングにかける技。
審査ポイント：両デッキがコーピングにかかっているか。一瞬でも静止をしているか。
④トーズストール トゥ フェイキー（Toes Stole to Fakie）
トーズストールからフェイキーでRに戻るトリック。
審査ポイント：両デッキがコーピングにかかっているか。
⑤インターフェイキー（Inter Fakie)
先方フリースケートをプラットフォームに突き出し、後方フリースケートをコーピングにかけてバランスを保ち、そのままフェイキーでRに戻るトリック。
審査ポイント：先行フリースケートがプラットフォームに完全に出ているか。後方フリースケートがコーピングにかかっているか。
⑥ステップオーバー（Step Over)
後方フリースケートを宙に浮かしながら方向を代え、プラットフォームで踏みつけてからRに戻る技。
審査ポイント：後方フリースケートが宙に浮いているか。
⑦ストンパー（Stomper)
後方フリースケートをグラブして持ち上げてから踏みつけて戻る技。
審査ポイント：後方フリースケートが完全に持ち上がっているか。
ストリートSTREET(ランプ[RAMPAGE])進級試験 A級
基本規則
使用するランプは5ft(1524mm)以上とする。ロールインまたはドロップインから下記5種を連続で成功させ、最後はフリングアウトで終了する。ただし、失敗した場合でもフリースケートから落ちなければよい。失敗しそうならやり直してもよい。また、トリックの順番は問わない（その他、ランプC級試験の項目参照）。
課題
①バックサイド グラスホッパー（Backside Grasshopper）
後方フリースケートを背中側を通してコーピングで跳ね上げ、それをキャッチしストンプする技。
審査ポイント：コーピングよりフリースケートが上にいっているか（跳ね上がっているか）。
②バタフライ（Butterfly）
Rを斜めにのぼり、後方フリースケートをコーピングから上方へ飛ばし、それをキャッチしストンプする技。
審査ポイント：コーピングよりフリースケートが上にいっているか。
③グラブグラインド（Grab Grind）
Rを斜めにのぼり、後方フリースケートをグラブしコーピングでグラインドさせる技。
審査ポイント：グラインドしているか。当ててるだけはNG。
④リエントリー（Re-Entry）
グラブをしてコーピングより上方へ飛び出し、Rにもどる技。
審査ポイント：両フリースケートのウィールが完全にコーピングより上にいってるか。
⑤64グラインド（Rokuyon Grind）
両フリースケートをコーピングにかけグラインドしRに戻る技。
審査ポイント：途中止まることなくRに戻っているか。
進級試験B,A級/rampage/ランプ 2013年3月発表
日本フリースケート振興会 