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乗り方講座/ランプ/中級編

乗り方講座・中級編/ランプの基礎おさらい~ランプ進級試験8級合格まで

  日本フリースケート振興会Japan Free Skate Networkが初めてランプに入るユーザーのために集めた乗り方講座(動画)のページです。パークインストラクターと初心者が検討して、どうすれば効率よく練習ができるかを考慮して動画にまとめています。ご参考にどうぞ。一人で練習されていて、どうしてもわからないことに遭遇したら遠慮なく当会にご質問をお寄せ下さい。パーク練習は転倒、失敗の連続です。手順を踏めば決して怖いものではありません。楽しみましょう!

この中級編を完全マスターできた時は当会のランプ[Rampage]進級試験9級以上にチャレンジしてみましょう!!!

kazu2012 こんにちは。今回ランプの中級編を担当させていただく、Freeline team 「雷deOn」のライダー、KAZUです。皆さん、僕と一緒にフリースケートの普及ともに成長、互いに頑張っていきましょう。それでは早速、中級講座始めたいと思います。まず初めに、ランプにおいて大切な4つの基本事項を覚えましょう。①「Rに入る直前で体を浮かせるようにして膝を伸ばしRを上る」②「Rから下るときには、しっかりとRを踏んで加速する」③「基本的に重心は進行方向の足(先行足)」④「スタンスは肩幅を維持する」これはランプ内でどんなときにも使う大切なものです。しっかりと意識しましょう。そして、フリースケートのランプトリックについては平地でどんな練習をすれば役に立つかなどの具体的な練習方法はほとんどありません。書いてあることをドンドン試してみることが重要です!!

※各級の説明では基本的にレギュラースタンスの場合で話を進めています。

■Part(パート)1  <2級>

この級では、まず自走が一番重要です。ゼロスタートの最初のスピードでやり易さが格段に変わります。やはり、ランプをやるときには自走を完璧にしておきましょう。ここでの、コツはランプを滑るときの基本事項をしっかりと意識しましょう。そして、ターンのときは勢いのあるうちにターンしようとするとフリースケートがRに引っかかってしまい、転ぶ恐れがあります。なので、しっかりRを上り、速度がゼロになるときにターンをしましょう。このときも重心は先行足です。是非試してください!!

動画説明「2級」

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■Part(パート)2  <3級>

 この級では、レギュラー自走・フェイキー自走ができないといけません。この場合もランプの基本事項を意識しましょう。そして、フリースケートを乗る人は大抵レギュラースタンスの人が多いと思います。レギュラーでスタートし、Rを上った後はフェイキーになりますよね?その場合、スタートのときの先行足は左足、Rを下りたときは先行足は右足になります。このときもしっかりと先行足の方に重心移動を行いましょう。また、Rに入る直前に体を浮かせるように伸び上がり、下りてくるときにはRをしっかり蹴りましょう。加速しないとなかなか上の方まで上がれませんからね。是非試してください!!

動画説明「3級」

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■Part(パート)3  <4級>

 この級での課題は「コーピングにフリースケートをかける」ですね。これはまずしっかりとコーピング付近まで上がれることが大切です。コツとしては、やはり先行足に重心をかけることです。例えば、これは僕がやり易いと思うやり方ですが、レギュラーでRをパンピングし、その勢いで反対側のRを上がる。そのときにもう次の動きに備えて右足に重心をおいておきます。そうすると、左足は軽くなりますよね?左足が軽いことにより、コーピングにかかりやすく、下りやすいというわけです。これを両サイドでもできるようにしましょう。どちらも同じ要領です。是非試してください!!

動画説明「4級」

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■Part(パート)4  <5級>

この級での課題は「ドロップイン」ですね。ドロップインは先に左足が下りていき、右足がついてくるというイメージです。両足を同時に下りて行かせようとすると、どうしても後行足に重心がいってしまい、転んでしまいます。とにかく、ドロップインは「前傾姿勢」&「恐がらない」が大事です。僕の教えたライダーでフリースケートをやり始めて3日で6ftドロップインを成功させた人がいるぐらいです(笑)ときには、アグレッシブさも重要だということですね(笑)しっかりと膝を曲げ、前傾姿勢を取り、恐がらずに左足からゆっくりと入っていきましょう。このときも必ず重心は前足にすごくかけてください。そうすると右足は軽くなり、最初はうまくついて来ないかもしれませんが、それは何度もトライしてみましょう。必ずできるようになります。是非試してください!!

動画説明「5級」

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■Part(パート)5  <6級>

 この級での課題は「ダブルキンク」ですね。ダブルキンクはコーピングに足をという動作を両足で同時に行うトリックです。これは僕自身も悩まされていたトリックの1つでもありました。Freeline team 「Sixty-Four」のKyokiさんから伝授していただき出来るようになりました。コツとしては、無理に両足をコーピングにかけようとするとあおられて転んでしまうので、レギュラーでしっかりパンピングして加速し、その勢いで上がり、左足が先にコーピングにかかるので、そのときに重心を左足におき、コーピングから左足がデッキ側に行きそうになるので勢いを殺して右足を引っ張りあげてくるイメージです。コーピングに両足がかかった後、Rに下りていくときはもちろん、先行足に重心をおいてください。是非試してください!!

動画説明「6級」

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■Part(パート)6  <7級>

この級での課題は「ロールイン・ロールアウト」ですね。これは2つにわけて説明しましょう。まずは「ロールイン」、これは人によってドロップインよりも簡単だという人もいますが、そういうことはあまりないと思います。それでは、まず左足から入るとき、重心はコーピングにかかる寸前までは右、かかった瞬間左に変えて、先行足に重心をおいて「カタンカタン」と下りていきましょう。下りるときウィールはコーピングに垂直に!!そして「ロールアウト」、これはレギュラーでRをしっかりとパンピングし、その勢いでデッキに上がりましょう。上がるときの重心などは、Rを上がるときはランプの基本事項と同様、体を浮きあがらせるように上り、このときデッキに上がりやすいように重心は後行足にあるわけです。そして、先行足がデッキに乗った瞬間、先行足の方に重心をおき、後行足は引っ張りあげてきましょう。是非試してください!!

動画説明「7級」

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■Part(パート)7  <8級>

 この級での課題は「トーズストール」ですね。これはランプ内をターンでコーピング付近まで上がる必要があります。そして、コーピングでフリースケートを停止するには減速ぎみで(スピードが出過ぎてると停止出来ないため)Rを上がりターンのフォームを描き、コーピングのギリギリまで到達したらつま先側に重心をかけて止まる。その後はドロップインと同様、しっかりと膝を曲げて左足から右足と順を追って下りていきましょう。そのときも重心は先行足です。是非試してください!!

動画説明「8級」

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協力:Freeline team 「雷deOn」


乗り方講座/ランプ/中級編 2012年6月発表